横断歩道で亡くなった80代女性のご遺族。死亡慰謝料等を増額し、賠償額約2900万円獲得した事案
ご相談内容
被害者様は、80代でお一人暮らしの年金受給者でした。朝、青信号の横断歩道を渡っていたところ、前方を十分に確認していなかった相手方車両にはねられ、搬送先の病院でお亡くなりになりました。
ご親族がインターネットで当事務所をお知りになってご相談くださいました。突然ご家族を失った悲しみの中、相手方保険会社とどう賠償の話を進めればよいのか、今後の流れも分からないとのことで、弁護士費用特約はありませんでしたが、示談交渉をご依頼いただきました。
| 被害者 | 80代・無職・女性 |
|---|---|
| 部位 | 全身 |
| 傷病名 | 多発外傷(事故当日に死亡) |
| 後遺障害等級 | 死亡事故のため該当なし |
| 獲得金額 | 2928万円 ※過失相殺前の認定金額です。 |
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | – | 死亡事故 | – |
| 入通院慰謝料 | – | 2 | 2 |
| 逸失利益 | – | 269 | 269 |
| 死亡慰謝料 | – | 2500 | 2500 |
| 治療費等その他 | – | 24 | 24 |
| 葬儀関係費用等 | – | 133 | 133 |
| 合計 | – | 2928 | 2928 |
| 単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
|||
受任後、当事務所は早速相手方保険会社との間に入り、ご親族に葬儀費用の領収書や戸籍、年金額が分かる資料などをご準備いただきました。
相手方保険会社の最初の提示は、死亡慰謝料2000万円、葬儀費用は定額の100万円などで、総額約2391万円でした。そこで、葬儀・法要費用を実費で請求し、死亡慰謝料の増額を求めました。その後の提示に対しても、事故当日に病院へ駆けつけたご親族の付添費、戸籍等の取得費用、死後処置費用、傷害慰謝料の増額を、裁判例を添えて一つずつ主張しました。
被害者様が日頃からご親族と交流を続け、お元気に暮らしていたことも具体的に伝え、被害者様は心身が健康で、家族と豊かな時間を過ごされていたからこそ、ご遺族の受けた衝撃を無視して、高齢を理由に慰謝料を低く見積もるべきではなく、正当な金額が認められるべきであると粘り強く交渉いたしました。
逸失利益は相手方保険会社の算定を受け入れる一方、他の項目で適正な金額を求める方針で交渉しました。
解決内容
その結果、死亡慰謝料は遺族慰謝料を含めて裁判基準に沿った2500万円が認められ、付添費や文書料、死後処置費用なども加わりました。
賠償総額は、結果として約2928万円となり、訴訟をせずに示談が成立しました。