通院期間中からサポートを行い、後遺障害8級2号が認定され、示談交渉において賠償額を増額できた事例
ご相談内容
本件事故に遭われてからすぐに被害者様の旦那様からご相談をお受けし、被害者様はご入院中だったため、旦那様とご面談をさせていただき、当事務所へご依頼いただきました。
事故態様としては、片側4車線の幹線道路において被害者様車両が赤信号で停止中に相手方車両である4tトラックが後方から追突した事故でした。
旦那様としては奥様である被害者様の療養に専念されたいお気持ちと、相手方保険会社とのやり取りをご負担に感じられていたため、すぐに間に入ることになりました。
被害者 | 60代・主婦・女性 |
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部位 | 首 |
傷病名 | 頚椎脱臼骨折・頚髄損傷 |
後遺障害等級 | 8級 |
獲得金額 | 3966万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 8級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 190 | 190 |
休業損害 | 0 | 212 | 212 |
逸失利益 | 0 | 1941 | 1941 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 747 | 747 |
治療費等その他 | 0 | 876 | 876 |
合計 | 0 | 3966 | 3966 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
ご依頼いただいてからは被害者様にはしばらく療養に専念いただき、その間に当事務所にて被害者様の画像所見上、どのような後遺障害が残る可能性があるかを検討しました。
本件事故から約8ヶ月経った頃に、当事務所のスタッフがご通院先へ同行させていただき、現時点での主治医の被害者様の傷病に対する見解等を伺い、今後の方針の検討も行いました。
本件事故から約1年経った頃、被害者様は主治医から症状固定と診断され、その後当事務所にて後遺障害申請の手続きを行い、8級2号と判断がなされました。
後遺障害8級の結果をもとに賠償額の算定を行い、相手方保険会社との交渉を進めましたが、相手方保険会社としては被害者様には脊柱管狭窄の既往症があると主治医から聞いていたため、逸失利益の労働能力喪失率を8級の45%までは認めず、14%とする旨主張されましたが、当事務所としては資料等でも被害者様にはそのような事実はなく、過去の裁判例を用いながら、本件事故による外傷として発症した可能性がある旨を主張しました。
解決内容
主張を続けた結果、逸失利益の労働能力喪失率については8級の45%が認められ、傷害・後遺障害慰謝料ともに裁判をした場合と同じ水準の金額が認められ、賠償額を大幅に増額することができました。
被害者様と旦那様は本件事故に遭われる前はお互いに支え合い、尊重し合って生活していた中で、被害者様が本件事故に遭われたことで後遺障害8級の障害が残り、被害者様のこれからの生活に支障が出たり、旦那様としてもお仕事を辞めざるを得ないかもしれない状況だったものの、当事務所にご依頼いただいたことで、ご負担が軽減され、被害者様の介助に専念することができ、当事務所へ依頼して良かったとお褒めの言葉をいただけました。