
勤務中、スクーターで車と衝突。人工関節を入れ、後遺障害10級が認定された事例
ご相談内容
依頼者様は、勤務中に信号のない交差点をスクーターで走行中、出合い頭に車と衝突する事故に遭われました。事故の危険が多い場所であったため、依頼者様は慎重に走行していました。
しかし、相手方が一時停止後に急発進してきたため、避けきれずに接触してしまいました。お尻を強く打ち、救急搬送され、股関節を骨折していることがわかりました。
そのため、手術で人工関節を入れることとなりました。歩くことや立ったり座ったりの動作が難しくなったほか、お仕事も住宅地をバイクで巡る外回りの業務から時短の内勤に変更せざるを得なくなりました。
今回、過去に依頼いただいたお客様からの紹介で、当事務所にお任せいただくこととなりました。
被害者 | 60代・会社員・女性 |
---|---|
部位 | 臀部 |
傷病名 | 右大腿骨頚部骨折 |
後遺障害等級 | 10級11号 |
獲得金額 | 1965万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 10級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 203 | 203 |
休業損害 | 0 | 123 | 123 |
逸失利益 | 0 | 796 | 796 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 495 | 495 |
治療費等その他 | 0 | 348 | 348 |
合計 | 0 | 1965 | 1965 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
お怪我について、手術で人工関節を入れたため、後遺障害の等級認定が見込まれました。
そのため、担当弁護士のほかに、当事務所の後遺障害専門スタッフも加わり、症状について適切に診断いただけるよう病院に同行いたしました。お怪我の症状などを漏れなく診断書等に記載いただき、依頼者様が正しい認定を受けられるようサポートいたしました。
解決内容
後遺障害を申請したところ、股関節の機能障害が認められ、10級が認定されました。
その結果をもとに、相手方保険会社に対して賠償金の請求を行いました。お怪我の影響で、家事や仕事に支障が出ていることを主張した結果、休業損害や将来的な逸失利益が認めてもらうことができました。
また、慰謝料についても、裁判に基づく弁護士水準の金額で交渉したところ、要求に近い額で賠償金を獲得することができました。
相手方保険会社の提案に対し、弁護士の立場からより妥当な金額を示し、少しでも依頼者様のお力になれるよう交渉し、無事に示談することができました。
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