
自転車走行中、トラックに巻き込まれ転倒し、骨折。後遺障害非該当から異議申立てにより10級に認定された事例
ご相談内容
被害者様は、自転車で出勤する途中、青信号の横断歩道を走行していたところ、左折してきたトラックに巻き込まれる事故に遭われました。ぶつかった衝撃で転倒し、全身を強く打ったため、救急搬送されました。
検査の結果、脚を何か所も骨折していることがわかり、入院を余儀なくされました。被害者様は、ご夫婦でお店を経営しており、毎日出勤して品出し等の力仕事を行っていました。
しかし事故後、お怪我の影響で体を動かすたびに痛み出てしまうため、家族にシフトに入ってもらう等の協力を得ながら、なんとかお店を開けている状況でした。
被害者 | 40代・自営業・女性 |
---|---|
部位 | 脚・足 |
傷病名 | 右腓骨骨幹部骨折・右腓骨遠位端骨折・右第2,3中足骨基部骨折・リスフラン靭帯損傷・右足関節皮膚欠損 |
後遺障害等級 | 10級 |
獲得金額 | 2917万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 10級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 220 | 220 |
休業損害 | 0 | 236 | 236 |
逸失利益 | 0 | 1534 | 1534 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 495 | 495 |
治療費等その他 | 0 | 432 | 432 |
合計 | 0 | 2917 | 2917 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
お怪我の状況から、担当弁護士は後遺障害の申請を行ったほうがよいと考えました。
そのため、当事務所の後遺障害専門スタッフが病院へ同行し、適切な診断書を作成いただけるようサポートいたしました。
しかし、初回の後遺障害申請では、残念ながら非該当の結果となりました。お怪我の状況がきちんと評価されていなかったため、異議申し立てをし、再審査を依頼することにしました。
怪我の状況を裏付ける足の写真や意見書を作成し、被害者様のお怪我が正しく伝わるような追加資料を提出しました。
解決内容
後遺障害について異議申立てを行ったところ、右足関節の機能障害が認められ、無事に10級が認められました。その結果をもとに、相手方保険会社に対して賠償金の請求を行いました。
粘り強い交渉の結果、依頼者様は仕事や家事に支障が出ているとして、休業損害や逸失利益が認められました。
また、慰謝料について、弁護士が裁判に基づく高い水準の金額で交渉したところ、要求に近い賠償金を獲得し、示談することができました。
今回、当事務所に依頼いただいたことで、適切な申立てにより後遺障害が認定され、本来得られるはずの賠償金も支払われ、依頼者様の利益を守ることができました。
その他の解決事例

勤務中、スクーターで車と衝突。人工関節を入れ、後遺障害10級が認定された事例

停車中に後ろから追突、頚椎・腰椎捻挫の傷病において、14級を獲得した事例

大学受験直前、車にはねられ顔面骨折。醜状障害として後遺障害12級を獲得した事例

バイク乗車中、右直事故により骨折し、立ち仕事からデスクワークへ転属。後遺障害12級と逸失利益を獲得した事例
