
バイク乗車中、右直事故により骨折し、立ち仕事からデスクワークへ転属。後遺障害12級と逸失利益を獲得した事例
ご相談内容
被害者様は、バイクで交差点を直進中、約50kmのスピードで右折してきた車と衝突し、大怪我を負われました。救急搬送され検査したところ、骨折や捻挫が判明し、痛みを抱えながらの生活が始まりました。
被害者様は、長時間の立ち作業が必要な仕事に従事していました。職場の配慮により、在宅勤務やデスクワークの多い部署へ異動となりましたが、希望する職種ではなくなり、将来へのご不安やストレスの多い日々を過ごされていました。
また、休日にお子さまと一緒に運動する楽しみも控えることとなり、仕事と私生活に影響が出ている状況でした。
今回、納得のいく示談を希望され、当事務所にご依頼いただきました。
被害者 | 30代・会社員・男性 |
---|---|
部位 | 首・腰・膝・手・足 |
傷病名 | 頸椎捻挫・腰椎捻挫・左足関節捻挫・右第3指末節骨骨折・右膝後十字靭帯前十字靱帯断裂 ・右腓骨頭骨折 |
後遺障害等級 | 併合12級 |
獲得金額 | 2126万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 併合12級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 135 | 135 |
休業損害 | 0 | 40 | 40 |
逸失利益 | 0 | 1651 | 1651 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 261 | 261 |
治療費等その他 | 0 | 39 | 39 |
合計 | 0 | 2126 | 2126 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
物損については、バイクや携行品についての損害状況を確認しました。
また、骨折などの大怪我をされていたことから、後遺障害の申請を行うこととしました。
そのため、担当弁護士に加え、当事務所の後遺障害専門スタッフも加わり、お怪我の経緯や症状などを正確に診断書等に記載いただけるよう、サポートいたしました。
また、ご不安に寄り添えるよう、担当弁護士から今後の進め方や見通しなどについて随時説明し、ご安心いただけるよう被害者様と連絡を取り合いました。
後遺障害申請の結果、初回で右第3指の機能障害と右膝関節捻挫については14級が認定されましたが、右膝関節の機能障害については後遺障害に認定されませんでした。
被害者様の残存している症状を踏まえると、より上の等級認定が見込まれました。
そこで、被害者様の右膝の動揺関節について、当事務所で動画を撮影し、後十字靱帯損傷と動揺性が整合する旨の医師の意見書と併せて資料として提出し、異議申立てを行った結果、右膝関節の機能障害として12級が認定され、最終的に併合第12級が認定されました。
解決内容
認定を踏まえ、相手方保険会社に対し賠償金を請求しました。
相手方保険会社は弁護士を立て、請求内容は認められないとの交渉をしてきました。
そこで担当弁護士は、事故に関する客観的資料を提出、職場で転属になったことも主張し、賠償金の妥当性について粘り強く説得しました。
その結果、事故がなければ得られるはずであった逸失利益や慰謝料が認められ、被害者様もご納得いただける金額を獲得し、解決することができました。
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