
高次脳機能障害等の傷病を負った方について、後遺障害の申請サポートを行い、後遺障害3級が認定された事例。
ご相談内容
依頼者様は道路の反対側へ向かって歩行していたところ、依頼者様の左方からきた相手方車両が衝突する事故に遭われ、ご入院をされていたため、依頼者様のご家族からご相談をいただきました。
ご家族としては依頼者様には意識障害はないと感じられていましたが、医師からは高度な意識障害があると診断されていることに大変心配されており、退院後の生活についてもご不安に感じられていました。
依頼者様のご容態が回復したころ、正式に当事務所へご依頼いただきました。
被害者 | 80代・無職・女性 |
---|---|
部位 | 頭・顔・左足 |
傷病名 | 外傷性くも膜下出血・顔面骨折・左下腿骨折 |
後遺障害等級 | 3級 |
獲得金額 | 3716万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 3 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 250 | 250 |
休業損害 | – | – | 0 |
逸失利益 | – | – | 0 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 1890 | 1890 |
治療費等その他 | 0 | 1576 | 1576 |
合計 | 0 | 3716 | 3716 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
依頼者様は救急搬送された病院からリハビリテーション病院へ転院し、しばらくは治療に専念していただきました。
その間、当事務所では相手方保険会社とのやり取りを行い、依頼者様の治療経過等のご連絡をご家族と密に行いました。
事故に遭われてから約半年が経った頃、当事務所の後遺障害専門スタッフと弁護士とご家族とで後遺障害申請についてお打ち合わせを行い、高次脳機能障害として後遺障害申請を行う方針になり、当事務所にて申請の準備を行いました。
まずは、転院後の病院へ後遺障害診断書を書いていただくようお手紙でご依頼し、救急搬送された病院へ事故当初の意識障害について当時の状況を書面にしていただくようご依頼しました。
依頼者様が事故に遭われてから日常生活でどのように変わられたかを書面にするために、事故に遭われる前をご家族に、事故に遭われた後を退院後に入所した介護施設の方に書いていただきました。
解決内容
後遺障害申請を行った結果、後遺障害3級が認定されました。認定結果をもとに賠償金の算定を行い、ご家族と今後の流れも含めて再度お打ち合わせをしました。
相手方保険会社と何度も交渉を重ね、裁判を起こした場合と遜色ない金額が認められました。依頼者様は心身ともにお辛い思いをし、ご家族も心配や不安に覆われていましたが、当事務所へご依頼いただいたことにより、「想定よりも高額な賠償金を受け取ることができ、依頼者様も不安なく過ごせる」とご家族からお褒めの言葉をいただきました。
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