
事故の後遺症で畑仕事が難しく。後遺障害14級が認定された事例
ご相談内容
被害者様は、商業施設近くの交差点で出合い頭の衝突事故に遭われました。相手方が、一時停止の標識を無視して飛び出してきたことが原因でした。
両親の農業を手伝う専従者として働いていた被害者様は、事故の影響で首や足腰に負担のかかる畑仕事は今までのようにできる状況ではなくなってしまいました。
医師からは、重たい物を持つこと、習慣だった庭の草むしりなども控えるようにと言われ、生活全般に不便を強いられることになりました。
今回、過去にお子様の交通事故を当事務所が解決した経緯があり、そのご紹介でご依頼をいただきました。
被害者 | 40代・主婦・女性 |
---|---|
部位 | 首・肩・腰・骨盤 |
傷病名 | 頸椎捻挫・腰椎捻挫・左肩挫傷・左骨盤挫傷 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 454万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 14 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 89 | 89 |
休業損害 | 0 | 78 | 78 |
逸失利益 | 0 | 90 | 90 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
治療費等その他 | 0 | 98 | 98 |
合計 | 0 | 454 | 454 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
半年ほど病院に通院したものの痛みはおさまらず、相手方保険会社から治療費を打ち切られた後も、被害者様が自費で通院し、一生懸命リハビリを続けている状況でした。
そのため、担当弁護士が被害者様のお怪我の状況を踏まえ、残存している症状について後遺障害の申請を行うこととしました。
当事務所の後遺障害専門スタッフが医師の診察に同行し、お怪我の経緯を確認の上、一緒に症状について説明しました。
正しくお伝えした上で後遺障害診断書を作成いただき、症状について適切な認定が受けられるようサポートいたしました。
解決内容
後遺障害を申請したところ、治療状況等を踏まえ今後の回復が困難と認められ、14級が認定されました。
その結果をもとに、相手方保険会社に対し賠償金を請求しました。当初、相手方保険会社は後遺障害による逸失利益を3年と主張しました。
しかし、弁護士の粘り強い交渉により5年と認められ、本来受け取るべき利益を獲得することに成功しました。
また、事故に関する慰謝料についても裁判基準に近い金額を獲得することができ、被害者様もご納得のいく金額で示談することができました。
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