
初回の後遺障害申請では非該当。異議申立てで14級が認定された事例
ご相談内容
夕方、車通勤の帰り道に後方の車から追突され、首や腰などに捻挫のお怪我をされました。依頼者様は、お子様との2人暮らしで、家計を支えるために仕事や家事をして来ました。
しかし、事故の影響で、今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなり、ストレスを感じるようになりました。
仕事での細かい作業、洗濯物や食器洗いやスマホの操作など、生活のあらゆる場面で体が思うように動かせず、大好きだった趣味の登山にも行けなくなってしまいました。
今回、相手方保険会社との交渉を任せたいとのことで、当事務所にご依頼いただきました。
被害者 | 50代・会社員・女性 |
---|---|
部位 | 首・肩・胸・腰 |
傷病名 | 頸椎捻挫、両肩関節捻挫、胸椎捻挫、腰椎捻挫 |
後遺障害等級 | 併合第14級 |
獲得金額 | 483万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 90 | 90 |
休業損害 | 0 | 70 | 70 |
逸失利益 | 0 | 77 | 77 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 110 | 110 |
治療費等その他 | 0 | 136 | 136 |
合計 | 0 | 483 | 483 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
お怪我のお痛みが残っている状況から、担当弁護士は後遺障害の申請を行ったほうがよいと考えました。
そのため、当事務所の後遺障害専門スタッフが病院へ同行し、適切な診断書を作成いただけるようサポートいたいました。初回の後遺障害申請では、残念ながら非該当の結果となりました。
しかし、お怪我の状況がきちんと評価されていない状況であったため、認定の再審査を依頼する異議申立てを行うことにしました。
担当弁護士と後遺障害専門スタッフが協力し、事故状況を踏まえ意見書を作成いたしました。
解決内容
後遺障害について異議申立てを行ったところ、将来的にも症状の回復が困難とされ、無事に14級が認められました。その結果をもとに、相手方保険会社に対して賠償金の請求を行いました。
粘り強い交渉の結果、依頼者様は仕事や家事に支障が出ているとして、休業損害や逸失利益が認められました。
また、慰謝料について、弁護士が裁判に基づく高い水準の金額で交渉したところ、要求に近い賠償金を獲得し、示談することができました。
今回、当事務所に依頼いただいたことで、適切な申立てにより後遺障害が認定され、本来得られるはずの賠償金も支払われ、依頼者様の利益を守ることができました。
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