
バイクツーリング中に転倒し骨折。後遺障害11級認定後、異議申立てにより9級が認められた事例
ご相談内容
ある天気の良い休日、趣味のバイクで友人とのツーリングを楽しんでいた依頼者様は、突然交差点から飛び出してきた車に気づき、とっさにブレーキをかけました。
タイヤにロックがかかり反動で転倒、勢いで相手方の車に向かって滑り込みながら衝突してしまいました。救急搬送され、脚や指を数ヶ所骨折したことがわかり、入院を余儀なくされてしまいました。
依頼者様は、大切にしていたバイクが壊れたこと、お怪我による後遺障害などの心配が大きい状況であったため、相手方保険会社との話し合いに不安を感じておられました。
今回、納得のいく結果となるよう専門家を頼りたいとの思いで、当事務所にご依頼をいただきました。
被害者 | 40代・会社員・男性 |
---|---|
部位 | 脚・指 |
傷病名 | 左脛骨高原骨折、左環指末節骨骨折、左小指中節骨骨折、左母趾末節骨骨折、左環指PIP脱臼骨折 |
後遺障害等級 | 併合第9級 |
獲得金額 | 7145万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 9級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 200 | 200 |
休業損害 | 0 | 102 | 102 |
逸失利益 | 0 | 5733 | 5733 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 690 | 690 |
治療費等その他 | 0 | 420 | 420 |
合計 | 0 | 7145 | 7145 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
まず、バイクや携行品を含めた物損について、損害の状況や修理可否を確認し、担当弁護士が交渉を行いました。お怪我については、複数の部位で骨折をされており、退院後も通院を継続していたことから後遺障害の認定が見込まれました。
そのため、担当弁護士に加え、当事務所の後遺障害専門スタッフも携わり、お怪我の経緯や症状などを漏れなく診断書等に記載いただけるよう、サポートいたしました。
また、依頼者様から専門的な見解についてご質問をいただいた際には、弁護士から今後の見通しなどについても分かりやすいように説明し、少しでもご安心いただけるよう努めました。
解決内容
物損については、携行品損害を含め相手方保険会社へ交渉し、受任後、スピード感を持って示談をすることが出来ました。お怪我については、後遺障害申請を行い、申請の結果、当初11級が認定されましたが、骨折やその他の症状を踏まえると、より上位の等級認定が見込まれると担当弁護士は考えました。
そこで異議申立てを行った結果、無事に併合第9級が認定されました。
さらに、後遺障害の認定結果を踏まえ、相手方保険会社に対し賠償金を請求しました。
粘り強い交渉の結果、慰謝料のほかにも約5733万円もの逸失利益も認められ、依頼者様からもご満足いただける金額を獲得し、解決することができました。
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