
横断歩道での巻き込み事故で入院介護が必要となり、後遺障害1級が認定された事例
ご相談内容
単身で元気に暮らしておられた被害者様が、近所のスーパーに買い物に行くため、横断歩道を渡ろうとしたところ、右折車に巻き込まれ、大きなお怪我を負いました。
被害者様は、事故の衝撃でくも膜下出血や大腿骨の骨折などのお怪我を負い、意識障害も出てしまいました。一命はとりとめたものの、周囲の方との日常会話が困難になってしまったことに加え、歩くことや食べることをはじめとした日常生活を送るための行動にも支障をきたす状況となってしまいました。
そのため事故後は退院できず、住み慣れた自宅を離れ、介護が必要な入院生活を送ることを余儀なくされてしまいました。
そんな時、ご親族より今後の対応をお願いしたいとのことで、ご依頼いただきました。
被害者 | 80代・女性 |
---|---|
部位 | 頭・脚・指 |
傷病名 | 外傷性くも膜下出血、外傷性右橋出血、左大腿骨遠位部解放骨折、右第1趾基節骨・中節骨骨折 |
後遺障害等級 | 1級 |
獲得金額 | 4047万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 1級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 265 | 265 |
休業損害 | 0 | 0 | 0 |
逸失利益 | 0 | 552 | 552 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 2520 | 2520 |
治療費等その他 | 0 | 710 | 710 |
合計 | 0 | 4047 | 4047 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
お怪我により生活状況が大きく変化してしまったことを受け、担当弁護士が被害者様の事故に遭われる前の状況と事故後の症状を丁寧に調査し、後遺障害の申請を行うことにしました。
病院やご親族に対して細かなヒアリングを行い、事故によって受けた被害について正確に把握するとともに、後遺障害専門スタッフのサポートにより、適切な後遺障害診断書を主治医に作成していただきました。
解決内容
当事務所にて後遺障害申請を行った結果、事故によるお怪我や意識障害、常時介護が必要な状態となってしまったことが認められ、1級1号が認定されました。
また、相手方保険会社に対しても被害者様の慰謝料や逸失利益、将来介護費等を請求し、担当弁護士による粘り強い交渉の結果、必要な利益を獲得することができました。
ご親族の突然の事故で、依頼者様は大変お困りのご様子でしたが、今回、当事務所に依頼いただいたことで、相手方保険会社との交渉を含め対応をさせていただき、依頼者様にとって納得のいく金額での示談を実現することが出来ました。
その他の解決事例

50代男性・トラック運転手が骨折により退職。後遺障害12級認定・賠償金572万円を獲得した事例

30代女性、対向車線からの右折車と衝突。後遺障害併合14級認定・裁判で賠償金約50万円増額

後遺障害申請をサポートし、14級が認定され、高水準の賠償金を獲得した事例

