後遺障害初回申請で非該当、異議申立てで併合14級に認定され、裁判基準の賠償額を獲得できた事例
ご相談内容
過去の依頼者様からのご紹介により、被害者様は当事務所へご相談に来られました。
事故態様としては、被害者様車両が信号待ちで停止しているところ、4tトラックの相手方車両が後方から追突させた事故でした。
被害者様は今後の治療と後遺障害について大変ご不安に感じられており、当事務所へご依頼いただきました。
被害者 | 50代・自営業・男性 |
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部位 | 首・左肩 |
傷病名 | 頚椎捻挫・左肩打撲・左上肢しびれ |
後遺障害等級 | 併合14級 |
獲得金額 | 475万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 併合14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 87 | 87 |
休業損害 | 0 | 73 | 73 |
逸失利益 | 0 | 152 | 152 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 110 | 110 |
治療費等その他 | 0 | 53 | 53 |
合計 | 0 | 475 | 475 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
ご依頼いただいた後は、すぐに相手方保険会社との間に入りましたが、被害者様は本件事故に遭われてから約2週間しか経っていなかったため、当面は治療に専念いただくこととなりました。被害者様へ定期的に治療経過の確認を行い、ご通院についてアドバイスさせていただきました。
本件事故から約半年経った頃に、相手方保険会社から治療費の一括対応を終了とする旨を言われ、被害者様へご意向をお伺いし、お痛みやしびれが残っておられたため、後遺障害申請を行う方針となりました。ご通院先へ被害者様と当事務所のスタッフが同行させていただき、主治医に症状固定と診断され、後遺障害診断書を書いていただきました。
その後、当事務所にて後遺障害申請を行いましたが、非該当との判断がなされました。被害者様へ結果をお伝えし、ご意向をお伺いしたところ、症状固定後もお痛みとしびれが残っており、現在も通院を続けているとのことでしたので、後遺障害異議申立て申請を行うことになりました。
まずは現在もご通院を続けられていることとお痛みとしびれが残っていることを主治医に書面で書いていただきました。被害者様からは日常生活にどのような支障が出ているかを書面に書いていただき、現在も症状が残っている根拠資料として付け、後遺障害異議申立て申請を行いました。
解決内容
後遺障害異議申立ての結果、併合14級との判断がなされました。後遺障害14級の結果をもとに、賠償額の算定を行い、相手方保険会社との示談交渉を行いました。
何度も交渉を続けた結果、後遺障害慰謝料は請求額満額、傷害慰謝料と逸失利益については、裁判基準とほぼ同額が認められ、多くの賠償金を獲得することができました。
被害者様は4tトラックに追突される大きな事故だったにもかかわらず、後遺障害の初回申請では非該当と判断されてしまい、大変残念がられていましたが、異議申立て申請で併合14級に覆り、増額した賠償金もお受け取りいただけ、大変満足されているご様子でした。