後遺障害併合9級に認定され、示談交渉においてほぼ請求額と同額で示談した事例
ご相談内容
被害者様はご入院中だったため、奥様のみで事務所に相談に来られました。
事故態様としては、直線道路にて被害者様が原動機付自転車で直進していたところ、対向車線の相手方車両が路外の店舗の駐車場に入ろうと右折をして、被害者様に気づかずに衝突した事故でした。
被害者様は退院の目途がまだ立っていないような状況であったため、奥様は被害者様の付き添いやご家庭のことと相手方保険会社とのやり取りについてご負担に感じられているご様子であり、当事務所にご依頼となりました。
被害者 | 40代・会社員男性 |
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部位 | 左膝 |
傷病名 | 左脛骨高原骨折 |
後遺障害等級 | 併合9級 |
獲得金額 | 3067万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 併合9級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 252 | 252 |
休業損害 | 0 | 339 | 339 |
逸失利益 | 0 | 1535 | 1535 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 621 | 621 |
治療費等その他 | 0 | 320 | 320 |
合計 | 0 | 3067 | 3067 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
ご依頼いただいた後は、すぐに相手方保険会社との間に入り、被害者様にはしばらく療養に専念いただきました。
本件事故に遭われてから約1年半経った頃、主治医から症状固定の話が出たため、ご通院先へ当事務所のスタッフが被害者様と同行させていただき、後遺障害診断書を書いていただきました。
後遺障害申請においては当事務所にて手続きを行ったところ、左脛骨高原骨折に伴う左膝関節の機能障害については後遺障害10級11号、変形障害については後遺障害12級8号と判断され、併合9級と認定されました。
自賠責からの認定結果をもとに賠償額の算定を行い、相手方保険会社と示談交渉を進めました。
解決内容
相手方保険会社と何度も交渉を続けた結果、請求した額の満額に近い金額が認められ、特に逸失利益については、後遺障害9級の労働能力喪失率35%と労働能力喪失期間は症状固定時年齢から67歳までの全期間が認められ、多くの賠償金をお受け取りいただくことができました。
本件は示談交渉でしたが、裁判を起こした場合と変わりない金額で示談することができ、被害者様にもご満足いただける解決となりました。