異議申立にて14級9号に該当した例
ご相談内容
被害者様は、自転車にて道路の左側を直進されていたところ、対向より丁字路を右折しようとした加害車両により接触する事故に遭われました。
勤務先で弊所の噂を聞かれたとのことで、事故より4か月ほど経ったころに初めてのご連絡をいただきました。
被害者様は事故に遭われてから1カ月程度入院され、退院されてからも安静が必要でした。被害者様のお仕事は立っていることが多い業務だったこともあり、お仕事の復帰も難しかったため、この先の賠償に不安を覚えてのご相談でした。
その後、事故より1年1カ月通院され、無事骨は癒合しましたがお痛みが残ってしまいました。
そのため後遺障害の認定を受けるべく、弊所にて自賠責保険の被害者請求を行うことといたしました。
被害者 | 50代・パート・女性 |
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部位 | 骨盤 |
傷病名 | 骨盤骨折・坐骨骨折・寛骨骨折 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 802万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 167 | 167 |
休業損害 | 0 | 186 | 186 |
逸失利益 | 0 | 68 | 68 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
治療費等その他 | 0 | 282 | 282 |
合計 | 0 | 802 | 802 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
後遺障害診断書を医師にご記入いただく際には病院に弊所後遺障害専門のスタッフが同行し、症状の記載漏れの無いようにお願いしてまいりました。
残念ながら初回の申請では後遺障害等級認定非該当との結果でした。
しかし、依頼者様は症状固定後もご通院を継続されていらっしゃったこともあり、その記録や、医師からの意見書、また事故により日常生活で影響が出ていることなどをまとめた資料を追加で添付して異議申立をしました。
解決内容
その結果、疼痛が残存していることが認められ、14級9号の後遺障害が認定されました。
認定結果を元に、弁護士にて相手方保険会社と交渉し、傷害、後遺障害の慰謝料は裁判基準に近い額、逸失利益は7年にて示談することができました。
依頼者様は弁護士費用特約にご加入されていらっしゃいませんでしたが、弁護士報酬を差し引いてもご満足いただける賠償金となりました。