追突事故に遭い、後遺障害申請したが、初回申請は非該当になり、異議申立て申請で後遺障害等級14級に認定された事例
ご相談内容
依頼者様は約80万円の修理費がかかるほどの追突事故に遭い、事故に遭われてから約半月後に、当事務所へご相談に来られました。しばらくは治療に専念いただき、依頼者様へこまめにご連絡して治療経過の確認等を行いました。
事故に遭われてから約半年経つ頃に、相手方保険会社から一括対応を終了する旨を告げられ、当事務所が本格的に介入することになりました。
被害者 | 40代・会社員男性 |
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部位 | 首・両肩・背部・腰 |
傷病名 | 頚椎・両肩・胸椎・腰椎捻挫 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 432万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 81 | 81 |
休業損害 | 0 | 14 | 14 |
逸失利益 | 0 | 73 | 73 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
治療費等その他 | 0 | 165 | 165 |
合計 | 0 | 432 | 432 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
依頼者様は治療により症状が緩和した部位もあるものの、事故に遭われてから約半年経ってもなお、背中から腰にかけてのお痛みが強く残っているとのことで、後遺障害申請を行う方針となりました。後遺障害診断書を医師に書いていただく際には、当事務所スタッフが病院へ伺い、診察に同席させていただきました。
その後、後遺障害申請を行いましたが、結果としては残念ながら非該当となりました。これを受けて、依頼者様と再度お打ち合わせを行い、症状固定後も自費でご通院を続けているとのことでしたので、異議申立ての申請を行う方針になりました。
すぐに異議申立て申請を行うのではなく、一定期間ご通院を続けていただだくようアドバイスをし、症状固定した後もお痛みが残っている根拠資料として、病院へご通院の記録や現在の症状について意見書を取り付けしました。
解決内容
後遺障害異議申立て申請の結果、症状固定した後もお痛みが残っていることが認められ、後遺障害等級14級が認定されました。
後遺障害等級14級が認定された後は、相手方保険会社との示談交渉を行い、主に傷害慰謝料・後遺障害慰謝料ともに裁判を提起した場合と大差ない金額で示談することができました。
初回の後遺障害申請で非該当と判断されたことで、依頼者様は意気消沈された様子でしたが、異議申立て申請により後遺障害等級14級が認定されたことで安心され、示談金の額にも満足されているご様子でした。