異議申立により後遺障害14級を獲得。結果、約420万円の賠償金を獲得した事例
ご相談内容
依頼者様が優先道路を走行中、相手方車両が左方より一時停止せずに交差点に進入し、依頼者様の前方左側部に衝突したことで、負傷されました。
事故から6ヶ月が経過となる時点で、適切な賠償金を得たいとのことで、弊所にご相談いただきました。
被害者 | 40代・会社員・男性 |
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部位 | 首・肩 |
傷病名 | 頚椎捻挫・左肩部痛 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 421万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 95 | 95 |
休業損害 | 0 | 20 | 20 |
逸失利益 | 0 | 127 | 127 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 105 | 105 |
治療費等その他 | 0 | 74 | 74 |
合計 | 0 | 421 | 421 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
当初依頼者様は後遺障害の申請はお考えではありませんでした。
しかしながら、事故態様(車が大破し、修理が200万円を超えている点)や怪我の経過を踏まえると、後遺障害の等級14級が充分に見込めました。
そこで、後遺障害の申請よりサポートさせていただくこととなりました。書類を揃え、内容を充分精査し申請するも、残念なから初回は非該当との結果でした。
そして、依頼者様と今後の方針を協議した結果、依頼者様は症状固定後も一貫して通院を継続されており、症状の継続が主張できるため、異議申立てをすることとなりました。
申請にあたっては、通院先の医師に症状固定後の通院状況及び症状が継続している原因等の所見を記載した書面の作成を依頼しました。
加えて、依頼者様に日常生活でのお困り事を書面にしていただき、新たな証拠として提出しました。
その結果、頚椎捻挫の頚部痛及び左肩部痛について、それぞれ14級9号の等級が認定となりました。
解決内容
後遺障害の等級結果が出た後、直ちに相手方保険会社と交渉に入りました。
慰謝料・後遺障害慰謝料・逸失利益について、ほぼ裁判基準に近い形で示談することができ、総額約420万円を獲得することができました。
交渉開始から示談まで10日程でのスピード解決となり、依頼者様にも満足いただける結果となりました。