医師と関係を構築し、後遺障害申請書類を丁寧にご記載いただき、14級獲得
ご相談内容
被害者様は渋滞で停車中、後ろから直進してきた加害車両から追突され、怪我を負われました。
被害者様は日頃のお仕事の忙しさから、相手方保険会社とのやり取りがご面倒とのことで弊所にご連絡をいただきました。
被害者 | 40代・パート・女性 |
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部位 | 首 |
傷病名 | 外傷性頚部症候群 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 343万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 14 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 79 | 79 |
休業損害 | 0 | 72 | 72 |
逸失利益 | 0 | 88 | 88 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
治療費等その他 | 0 | 5 | 5 |
合計 | 0 | 343 | 343 |
単位:万円 ※合計金額は既払い金を含んでおります |
被害者様は仕事が多忙であっため、通院があまりできていませんでしたが、頸の痛みが強く残っていたため、後遺障害の申請を希望され、弊所でそのサポートをさせていただきました。
実通院日数は70日程度でしたが、お痛みが残っていることをしっかり後遺障害診断書や意見書に記載いただくために、症状固定時にはスタッフが病院に同行し、主治医に自覚症状、他覚症状、検査結果、見通し等を漏れなくご記載いただけるようにお願いしました。
解決内容
主治医に丁寧にご記載いただいた資料を基に被害者請求を行い、後遺障害14級9号に該当となりました。
日頃お仕事や家事作業に励む被害者様のため、示談交渉に入ってからは、特に休業損害や逸失利益について力を入れて主張しました。
粘り強く示談交渉を行った結果、最終的には、総額400万円以上(治療費含む)の金額で保険会社と示談することができました。
示談後、被害者様からは「休業補償など充分な額で驚きました」とのお言葉をいただくことができました。
所感(担当弁護士より)
本件のような客観的な所見の乏しい症状については、後遺障害の認定について通院の回数も重視されることが多いです。
本件のご依頼者様は、通院日数が通常の後遺障害に認定される方々よりも多くなかったため、その点は申請に不利な要素と考えました。
もっとも、主治医の先生と連携をとることで、この不利な要素を補うことができ、無事に後遺障害の認定を獲得することができました。