ご通院期間中からサポートし、後遺障害14級が認定され、裁判基準で認定された事例
ご相談内容
事故に遭われてから約10日後に当事務所へ相談に来られました。
お車の修理費が約170万円以上であり、大きな事故であったことから手首にサポーターや腰にコルセットを装着されていました。
しばらくはご通院を続けていただき、症状固定の頃に後遺障害の申請や示談交渉等を本格的にサポートさせていただく方針になりました。
被害者 | 20代・会社員男性 |
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部位 | 首・腰・手首 |
傷病名 | 頚椎捻挫・腰椎捻挫・右手関節捻挫等 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 504万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
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後遺障害等級 | 14 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
休業損害 | 0 | 65 | 65 |
逸失利益 | 0 | 148 | 148 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 88 | 88 |
治療費等その他 |
0 | 104 | 104 |
合計 | 0 | 504 | 504 |
単位:万円 |
当事務所にご相談されてからは、定期的に被害者様へ治療経過の確認としてこまめにご連絡をし、ご通院期間中も治療の事や相手保険会社とのやり取りについてご不安なことがないか都度確認しサポートを行いました。
しかし、右手首については、痛みが残り続けていたことから、後遺障害の申請も視野に入れた打ち合わせを行い、症状固定時には当事務所のスタッフが病院へ同行させていただきました。
解決内容
右手首の痛みについて、症状固定時には、他覚的な所見が既になくなっていましたが、後遺障害の申請のサポートをさせていただいた結果、後遺障害14級9号が認定されました。
相手方保険会社は、後遺障害が認定された後の示談交渉の場でも、後遺障害の慰謝料や逸失利益について、最低限の賠償金額(自賠責の基準)を当初主張していましたが、実際に事故後の収入資料等を提出し、交渉を続けた結果、裁判をした場合と遜色ない高い賠償水準で示談することができました。
被害者様からも思っていた額よりも高かったということでご満足いただけました。
所感(担当弁護士より)
通院状況をこまめに把握していたことや、実際に病院にも同行して直接主治医の先生とお話しすることで、目標とする後遺障害の認定まで手続をスムーズに進めることができました。
賠償の部分についても、何度も交渉を行った結果、裁判等の強制的な手続を利用せずに、被害者様のご満足いただける金額で示談をすることができました。